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あぁ……ごめんね? わたし、どうしても帰りたくなくなっちゃったの。 今、わたしの目の前には帰宅途中の少年がいる。 あと5分程ついて行くと、裏道に入るはず。そこで……。 人通りの少ない道に入ってすぐ、わたしは包丁を構えて走り出した。……ごめんね? 人体に刃物が突き刺さって行く感覚、気持ち悪いよぉ……。 「う、うさぎのお姉ちゃん……?」 少年の何が起こったかわからないっていう顔が、わたしの罪悪感を引き立てた。 ごめんね、ごめんね……君には恨みはないの。ごめんね……。 少年の体から力が抜けるのを確認すると、包丁を体から抜いた。 ……あ、わたし泣いてる。どんな涙かな? もう、お母さん達に逢えないから? この子を殺しちゃったから? ……ううん、今頃考えても遅い。 少年の心停止を確認すると、わたしは包丁を隠し、家へと戻った。 定時連絡が出来なかったら……あの場所に。 どうしても帰りたくなくなった理由、わたしがキョンくんに告白されちゃったから。 『俺に守られてください』って言われたから。 あの瞬間を思いだすだけでドキドキしちゃう。 あぁ……定時連絡の時間だ。繋がったらどうしようかな? ………………………。 繋がらなかった。バイバイ、お父さん、お母さん。 わたしはこっちで守ってもらうから大丈夫です。 返事をしに行こう。あの日、初めて逢った部室でキョンくんが待ってる。 わたしは部室へと小走りで向かった。 薄暗い学校を一人で行くのは怖い。……だけど、行きだけ我慢すれば帰りは守ってもらえるんだ。 頑張れ、わたし! 一歩ずつ歩を進め、明かりの洩れる部屋を見つけた。 キョンくんはもう来てるみたい。……ドキドキするよぅ。 どう言えばいいのかな? 『わたしも好きです』かな、『一生守ってください』かな? とりあえず今は……早く顔が見たいな。 そう思って、部室のドアを開いた。 …………え? 「あ、朝比奈さん……ち、違うんです!」 「あぁ~ら、みくるちゃん。助かったわ、キョンにいきなり押し倒されちゃってさ」 「バカ言え! お前が勝手に脱いで、勝手に俺を引き倒したんだろうが!」 なに……これ。何で? 二人が口を動かしてるけど、何も耳に入ってこない。 わたしの視界に入って来た景色。上半身裸の涼宮さんを押し倒すキョンくんの姿。 「ごめんね、みくるちゃん。キョンはあたしといろんなことがしたくてたまらないみたい……ほら」 涼宮さんが示した先には、キョンくんの興奮している男の部分があった。 「違う! 誤解です、朝比奈さん!」 うふふ……もう、何が真実かわかんないよ。っていうか、何が真実かなんてどうでもいい。 キョンくん、待っててください。今、助けてあげますから。 わたしは小型のナイフを取り出した。 武器の携帯は危ないけど、護身用にいつも持てと言われたナイフ。 「何よ、みくるちゃん。そんなおもちゃなんて取り出しちゃって」 うふふふ、涼宮さん、おもちゃかどうか試してあげましょうか? 涼宮さんの露になっている上半身の肩にナイフを突き立てた。 「ああぁぁああっ!」 「朝比奈……さん……?」 キョンくん、辛かったよね? 無理矢理裸を見せられて、罪を着せられようとしたんだよね? 「そ、そうですけど……ハルヒ、大丈夫か!?」 肩を押さえて呻く涼宮さんをキョンくんは心配していた。……必要ないのに。 「痛い……み、みくるちゃん、どうして……?」 何で『どうして?』なんて言葉が出るんだろう? この人は、わたしを愛してくれている人を奪おうとしたのに。 涼宮さん、わたしはキョンくんと付き合うんです。その為に《未来》も消しました。だから……邪魔しないで。 「み、未来? 消したってどう言う……あぁっ!」 次は逆の肩にナイフを突き立てた。少しずついたぶるのは……わたしがいつもやられていたことのお返し。 「朝比奈さん、やめてください! それ以上はハルヒが……」 だって! 涼宮さんが居たらキョンくん、わたしに構ってくれないじゃないですかぁ……。 守ってくれるって、嘘でしょ? いつもいじめられても見て見ぬフリじゃないですか……。 「そ、それは……」 だから、涼宮さんがいなくなっちゃえばいいんです。 ……わたしとキョンくんの邪魔しないでぇっ! 力一杯に涼宮さんの胸を目掛けてナイフを振り下ろした。 ごめんなさい、涼宮さん。あなたが悪いんだよ? ……何でわたしが倒れてるの? ナイフが涼宮さんに刺さる前にキョンくんに体当たりを受けたわたしは倒れていた。 嘘つき……。守ってくれるって言ったのに……。やっぱり涼宮さんが……。 「違う! 俺が好きなのは、ハルヒにいじられても我慢する朝比奈さんだ! こんな……こんなことするのは朝比奈さんじゃない! ……朝倉だろ、そうなんだろお前!?」 キョンくんは涼宮さんの頭を撫でながらわたしを睨んでいた。しかも……朝倉さん呼ばわりで。 ち、違います! わたしは朝比奈みくるです! 信じて、信じてよぉ……キョンくぅん……。 キョンくんの温もりに癒されたくて、わたしは少しずつ、四つん這いで近付いた。 「よ、寄るな! これ以上はハルヒに指一本触れさせんぞ!」 涙が溢れてきた。キョンくんから明確な拒絶を受けて、勝手に涙が出た。 こんなの嫌だよぉ……。ね? キョンくん……わたしは朝比奈みくるですよ? いつも通り優しくして……。 お腹の辺りに鈍い痛みを感じた。血を流している涼宮さんに蹴られたみたい。 痛いよ。呼吸が出来ないよ……。 「はぁ、はぁ……よくもナイフなんて……。あんたみくるちゃんじゃないんでしょ!? 早くみくるちゃんを返して!」 涼宮さん……。あぁ、もうダメだ。わたしは《朝比奈みくる》としては扱ってもらえないんだ。 もう二度と、幸せな日々も、キョンくんとの時間も過ごせないんだ。 …………死んじゃおう。 わたしは喉に向けて、床に落ちていたナイフを拾い、構えた。 さようなら、キョンくん、涼宮さん。本当は二人とも……大好きでした。 真っ暗な世界。ポタポタと聞こえる音。……え? 死んで……ない? ゆっくりと瞼を開くと、ナイフを手で受け止めているキョンくんの姿があった。 そして、そのまま……キスをされた。 「最後の言葉で気付きましたよ。よかった……やっぱり朝比奈さんだった。 守れてよかった……。朝倉だなんて言っちまった俺はバカだ……好きな人を疑うなんて……」 キョンくん……キョンくん……キョンくん! ごめんなさいぃっ! 涙が溢れて止まらない。信じてもらえた、命が助かった、守ってもらえた。 「これからはずっと守りますから。もう二度とあなたらしさを無くさないように守って行きま……す?」 …………え? 「ハル……おま……なん……で……?」 「黙りなさい。あたしをこんな目に合わせて……好きだったのに……。 あんたが動けなくなっても、ずっとあたしが一緒に居てあげるわ」 倒れたキョンくんの後ろから、わたしの落としたナイフを、上がらない肩を震わせながら持った涼宮さんが姿を現した。 「そしてみくるちゃん。あなたにはキョンの心をあげる。あたしはこっちで体をもらうから……あなたは向こうで心をもらいなさい」 う……あ……。そんな……。 わたしの胸にも、ナイフが突き刺さった。 ダメだ、もう助からない。キョンくんも……ダメみたい。 最期に……キョンくん……。 「朝比奈……さん、向こうでは……ずっと一緒に……」 うん……大好き、キョンくん……。 目を瞑って、キスをすると、もう動けなくなった。 キョンくん、向こうではずっとわたしを守ってね……。 おわり
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クライシス関連の豆知識 どんなところ? 危険な場所。一定間隔ごとに敵が出現(ポップ)します。それを全滅させていきます 何か良い事あるの 1.経験値がたくさんもらえます 2.ラビリンスのボス相当の敵も出るので良いアイテムを入手できる可能性があります 3.黒クッキーと青クッキーをもらえます。クッキーを交換することで良いアイテムを入手できます どんな準備が必要?? 死んでも泣かない心の準備 あとは、回復用のPOT、エーテル、薬、カード等等・・。何度か通って必要なものがあればそろえていく・・というのでよいとおもいます。バフ用アイテムはあって困ることはないので出来るだけ持ち込みましょう ※PTで挑む場合は最高レベルの人が開くこと。PTリーダーでなくて構わない。 (主催者よりレベルの高い人は自動的に離脱させられる) どうやってはじめるの? 町にいる闘技場管理人に話しかけることでクライシスバトルマップに移動されて開始します。PTメンバーの一人が話しかければOKです。 PTリーダーが開けたけど、入れる人と入れない人がいるのは何故? ※開ける人のレベルによってクライシスバトルのレベルが決定します そのクライシスバトルのレベル帯でない人(参加可能レベル以下)でもPTであれば転送される。 例:57,53,51,49,47,35のPTの場合 その1:51の人が開いた場合、57,53の人は入れない。51,49,47,35の人は入れる その2:57の人が開いた場合、全員入れる ポップの2時とか4時とかって何? その時間にならないとポップしないの? いえ、ここでいう2時とか4時とかは時間の事でなくて方角の事です。 クライシスのマップは円形のため上から見て、北側を12時、東を3時、南を6時、西を3時としています。下図を参照してください。2時(北東)、4時(南東)、8時(南西)、10時(北西)の壁際にモンスターがポップします。 もとは軍隊用語らしいです 戦っていたらどちらが北か方角がわからなくなった。 まずは落ち着いてキーボードの「Home」キーを押しましょう。視点が自動で回転して北を向きます 後、何回か通って落ち着いてくると北側の壁に、斧が突き刺さった玉座があるので、それを方角の目印にすると良いでしょう 移動したいけど、敵と味方が多すぎて地面をクリックできない そんな時には、Ctrlキー+クリックをしましょう。確実に地面をクリックして移動することが出来ます。 敵がどこにポップするか覚えられない>< 単語登録すると便利です。第一波と入力するとポップ場所に変換するというようすれば便利です したの場所を参考に・・・ クライシス02
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* 前作 (消滅)SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト (消滅)不感症なまりさ (消滅)水の上で飼ってみた まりさが何かにレイプされた話 ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと 直接虐待シーン激少 ドス それは、まりさ種だけに許された特異な特権 野生のまりさがドス化すれば、群が出来、ドスはリーダーとなる 野良のまりさがドス化すれば、直に駆除、ドスは餡塊となる 飼いのまりさがドス化すれば・・・ 「お嬢様、ゆっくりしてね!」 「まりさも、ゆっくりしてね」 ドスまりさと、その飼い主である幼い女の子が、ゆっくりと挨拶を交わす 飼われ始めの頃は、まりさはドスではなく、普通のゆっくりだった しかし、いきなりのドス化 室内で巨大化した影響で、まりさの体には家具が突き刺さっており 痛みによる、まりさの叫び声で、駆けつけた飼い主が小さい事に気づいて、初めて自分がドスになったことを知った 基本的にドスとなったまりさは駆除の対象だ 野生や野良では群を形成し、生態系を簡単に変えてしまう 飼いゆっくりの場合は、単純に飼うスペースがないに等しいからである だが、この飼い主は違った 庭はドスをゆっくりさせるには十分なスペースがあり ドス用の小屋を立てても問題がないほどだ まりさは運がよかっただろう ドスになれた事、富豪に見初められた事 そして、ドスとなったまりさに、優しい笑顔を向けてくれる飼い主に出会えた事 運が悪いとすれば、飼い主の姉とであった事だろう 「まりさを譲ってもらえないかしら?」 飼い主の姉の頼みだった 幼い飼い主は、忙しい両親より、いつも遊んでくれたお姉ちゃん子だ お姉ちゃんの言う事なら本当だと信じ、言いつけを守り、頭を撫でてもらうのが数少ない家族の温もりだったため当然だろう それでも、大好きなまりさと離れる事に、いいよ、と言えない 飼い主は、海外に留学している姉が、寂しい思いをしていることを知っている だから、まりさを一緒につれて行きたいと言ったこともわかっている それでも、首を縦に振ることはなかった しかし、まりさの未来を決めたのは、飼い主の予想にしない言葉だった 「まりさは、おねーさんに付いていくよ!」 飼い主は驚いた 私と離れたいの? 私の事、嫌いになったの? 私とゆっくりしたくなくなったの? そう、まりさに問いただした その問いに、まりさはゆっくり答えた 「お嬢様と離れるのはゆっくりできないよ。でも、おねーさんはお外で一人ぼっちなんだよ。 まりさは・・・ゆっくりショップのケースの中で、ずっと一人ぼっちだったから知ってるよ。 それが、とてもゆっくりできないことだって。 だから、お嬢様の大切な人をゆっくりさせるために、まりさは行くよ」 まりさの話を聞いて、飼い主は泣いてしまった 駄々をこねて部屋に閉じこもってしまった それを、まりさは何日もかけて説得した まりさの、粘り強い説得についに折れた飼い主は、まりさを笑顔で送ってくれた 姉の家に付いた日 その日から、まりさは、ゆっくりできない日々を送る事になった ばしっ、ばしっ。 「いじゃいいいいいいいい!!!!!!」 まりさは、広い倉庫の中で痛みを訴えていた 顔中に蚯蚓腫れのようなものができいる 何度も、鞭で叩かれたあとだ 「やべでぇええ!!! おじょうざまだずげでぇえええええ!!!!!」 飼い主に助けを求めても、その人とは何千kmと離れている 「ゆぎぎぎ、もう怒ったよ! まりさの・・・」 「体当たりでもするのかしら?」 「ゆ”!?」 言葉を途中で遮られる 体当たりを何度しようとしたことだろう だが、今まで一度もまりさは、体当たりどころか反撃さえできていない 拘束もされていないにも関わらず、その行為を躊躇される言葉が胸に刺さっていた 「いつでも私をゆっくりできなくしてもいいのよ? でも、もし私に何かあったら、あの子はどんな顔をするかしらね?」 「ゆぐっ・・・ひぎょうもの・・・・ひきょうもの!!!!」 飼い主の泣く姿を見たくない 飼い主は、この虐待する人間を好いている こんな場面を見ても、きっとこの事を信じてはくれないほどに まりさにできる事は、最初から1つしか選択できなかった それはただ耐えること 死ぬまで、この痛みに耐えることだ 「わかったら大人しくしてなさい。あなたは、ただ叫んでいればいいのよ」 あの時は、眩しい笑顔で気づかなかった、この人間の目にある、どす黒いモノが見える でももう遅い ここには連絡手段も、脱出手段もない 家に帰る手段なんてないのだから 「鞭も飽きたわね・・・」 そう言って鞭を台に置いて、新たに手に取ったのは電動ミキサー 「や、やべで・・・」 まりさは、何をされるわかる恐怖で震える事しかできない 「さぁ、ゆっくりしましょうね」 一方、人間は満面の笑顔だった 異性でなくても見惚れてしまいそうな笑顔 だけど、まりさだけが知っている この笑顔にある悪意を 個人的には お兄さんとかより 女性や子供のゆっくり虐待のほうが自然ですごいと思うんだ
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決意を残していくページ 出かける前に、その決意を書き込んでいってください。 親愛なるロングホーン諸君 打ち負かされる事自体は、何も恥じるべき事ではない。打ち負かされたまま、立ち上がろうとせずにいる事が恥ずぺき事なのである。ここに、人生で数多くの敗北を経験しながらも、その敗北から、はいあがる勇気を持ち続けた、偉大な男の歴史を紹介しよう。 1832年 失業 1832年 州議選に落選 1833年 事業倒産 1834年 州議会議員に当選 1835年 婚約者死亡 1836年 神経衰弱罹病 1838年 州議会議長落選 1845年 下院議員指名投票で敗北 1846年 下院議員当選 1848年 下院議員再選ならず 1849年 国土庁調査官を拒否される 1854年 上院議員落選 1856年 副大統領指名投票で敗北 1858年 上院議員、再度落選 そして1860年、エイブラハム・リンカーンは米国大統領に選出された。 諸君も三軍でシーズンをむかえ、六軍に落ちる事があるかもしれない。一軍で始まり、四軍となるかもしれない。諸君が常に自問自答すべき事は、打ちのめされた後、自分は何をしようとしているのか、という事である。不平を言って情けなく思うだけか、それとも闘志を燃やし再び立ち向かっていくのか、ということである。今秋、競技場でプレーする諸君の誰もが、必ず一度や二度の屈辱を味わうだろう。今まで打ちのめされた事がない選手など、かつて存在したことはない。ただし、一流選手はあらゆる努力を払い、速やかに立ち上がろうと努める。並の選手は立ち上がるのが少しばかり遅い。そして敗者はいつまでもグラウンドに横たわったままである。 -- もみあげ (2007-11-25 22 10 22) 今夏 -- つぶあん (2014-10-17 13 57 56) キャノンボール初挑戦です。普段はロングライドを中心に自転車を楽しんでおり、日本の素晴らしさを感じつつ全国を駆け回っています。今夏は北海道から東京まで走ったり、東京から広島まで旅をしたりしました。また、キャノンボールに向けて、東京・日本橋~大阪・新梅田を3回ほど試走しました。本日の15:00にスタートする予定です。自分の限界に挑もうと思います!! -- つぶあん (2014-10-17 14 06 49) 名前 コメント
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牙鬼久右衛門新月、牙鬼幻月親子を倒し、牙鬼家の野望を阻んだニンニンジャー 天晴「爺ちゃんは、お前を弟子に戻したかったんだな」 彼らは、それぞれの夢を追って、別々の道へ進んでいった。 そして、二年の月日が過ぎ、この日は、好天の三回忌を迎えた。 天晴「久しぶりだな、忍術道場」 天晴が伊賀崎の忍術道場に戻ってきたが、牙鬼軍団との戦いが始まったあの時の様に、屋敷が大爆発し、天晴が吹き飛ばされた。 天晴「何だ!」 道場の跡から、牙鬼軍団の戦闘員ジュッカラゲと妖怪ヌリカベ、妖怪ウミボウズ、妖怪ダイダラボッチが出てきた。 天晴「妖怪!?何でだ?まさか復活したのか!とにかく倒すしかない!」 天晴「待ちやがれ!」 妖怪達に追いついた天晴の忍者一番刀の連撃で、ジュッカラゲは全て倒された。 天晴「次はお前らだ!」 しかし、飛んで来た魔法がヌリカベの動きを止めた。 八雲「こっちだタカ兄!はぁ!」 木から飛び降りてきた八雲の忍者一番刀の一撃で、ヌリカベが倒された。 天晴「八雲!」 八雲が飛び退いた所に、ウミボウズに複数の手裏剣が突き刺さった。 凪「こいつは任せて!」 飛び込んできた凪の忍者一番刀の一撃が、ウミボウズを倒した。 キンジ「アッシもいやすよ!」 ハリケーンに乗ってきたキンジのスターソードガンの一撃が、ダイダラボッチを倒した。 天晴「凪!キンちゃん!久しぶりだなみんな!てゆーか、メッチャクチャ腕上げたな」 そこへ、巨大妖怪ガシャドクロが出てきた。 天晴「ガシャドクロまで、よしこいつは俺がシノビマルで!」 風花「その必要は無いよ!」 天晴「風花、霞!」 風花と霞も来ていた。 風花「すぐ終わらせるからお兄ちゃんは下がってて!」 霞「行きましょう風ちゃん!」 凪「待って待って!すっごいものが見られるよ」 風花・霞「超手裏剣忍法衣装一新の術!」 風花と霞が、ニンニンジャーを模したアイドル衣装に着替えた。 天晴「え!?」 八雲「え!?」 キンジ「え!?」 天晴・八雲・キンジ「「「え—-!?」」」 風花「白銀のワンナイトドリーム!ニンニンホワイト!」 霞「桃色のガールズビーアンビシャス!ニンニンピンク!」 風花・霞「「忍ばないにも程がある!伊賀崎流ラストニンジャ免許皆伝ニンニンガールズ!!」 風花「忍ぶどころか」 霞「トキメクよ♡」 ガシャドクロが光弾を撃ったが、風花が忍者一番刀で弾き、 霞がガマガマ銃で光のロープをガシャドクロにつなぎ、 そのロープをたどって忍者一番刀で切り裂き、風花も飛び蹴りを炸裂させる。 風花・霞「「止めよ!超手裏剣忍法2ディメションの術!!」」 風花と霞が、何とアニメの姿になった。 風花「超手裏剣忍法奥義!」 霞「忍タリティ爆裂波!」 風花・霞「「ふっはぁ—-!!」」 アニメの姿の2人が掌から放った光線が炸裂し、ガシャドクロは大爆発した。 風花・霞「「忍ばずWIN!」」 天晴「熱いな・・これ・・・」 ラストニンジャを超えるため、旅に出ていた孫と弟子! それぞれの道を追い求め、久方ぶりの再会果たす! 夢への途中の若き忍者は忍びなれども忍ばない! 帰ってきた手裏剣戦隊ニンニンジャー ニンニンガールズVSボーイズ FINALWARS
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「闇の力を秘めし宝玉よ、真の姿を我の前に示せ。レリーーーース!!」 トレーラーの上部ハッチから飛び出した杏子は槍を展開しつつ、ホエールアンデッドに突撃する 杏子「どりゃーーーー!!」 槍を突き出す杏子に対し、ホエールはすぐさまターゲットをトレーラーから杏子に切り替える ホエール「ボエーー!!」 杏子「何!?」 ホエールは右腕で槍をあっさりと受け止めてしまった 杏子「トレーラーを受け止めた腕力は伊達じゃないってか、なら!」 upper アッパーのカードをラウズした杏子は槍を手放し、ホエールの懐に潜る 対するホエールは頭部のハンマーをふるって迎撃の態勢に入った 杏子「うぉぉぉぉー」 ホエール「ボエエエー」 アッパーカットとハンマーの打ち下ろしが激突し、火花を散らす 杏子「痛っ!」 押し負けて体勢を崩す杏子。そこにホエールが左ストレートで追撃をかける!! 杏子「ぐふっ!」 腹を殴打され後方に吹っ飛ぶ杏子 杏子「っ!?」 すぐさまホエールに向き直った杏子の眼に飛び込んできたのは飛んできた自身の槍であった ホエールが掴んでいた槍を投げてきたのだ とっさに身をひねって回避する杏子。 槍はすぐ後ろの地面に突き刺さって止まった 杏子「危ない、危ない。」 QB「強敵だね。あのパワーは厄介だ」 杏子「ああ、近づくのは危険だな、じゃあ、あのカードを使うか」 槍を拾い上げ、カードをラウズする杏子 fire bullet 槍の先端に赤い光が集まり・・・・消えた QB「どうしたんだい?、杏子」 杏子「お腹減った・・・・」 まだ日は沈み切っていないが、徐々に暗くなってくる空は時刻が夕食時である事を物語っていた QB「一応、魔法少女には食欲を抑制する機能も組み込んであるんだが、君の食欲はそれすらも凌駕するようだね」 杏子「おだてるなよ、照れるぜ」 QB「・・・・、さて、どうしたものか」 知世「お姉さま!!」 トレーラーの後部ハッチが開いて知世が飛び出してきた 杏子「馬鹿、撮影なら車載カメラでできるだろ、危ないからさがってなよ」 知世「ケロちゃんからお預かりしていたものありまして」 杏子「これは!!、ポ○キー!!。ケロの奴、粋な事をしてくれるじゃねえか」 ポッキ○を袋から取り出し、五本まとめて頬張る QB「だが、たったそれだけで体力が回復するのかい?」 杏子「よし!!、戦闘再開だよ」 ポッキーを一本口にくわえ、ホエールに向き直る杏子 QB「満足したらしい・・・」 知世「お姉さまは頭の燃費が悪いので、常時糖分を取り入れていないとエネルギー不足に陥るのですわ」 QB「なるほど、納得したよ」 杏子「そこ!!、何か失礼な会話してないか?」 ホエール「ボエエエーー(待ちくたびれたのでアール)」 突如突撃を敢行してくるホエール 杏子「返り討ちだよ!!」 やり投げの姿勢を取る杏子 手にする槍の先端に赤い光が集まり、さらに燃え上がった!! fire bullet!! 杏子「どおおおりゃぁぁぁぁーー!!」 杏子の投げた槍が驚異的な加速を伴いホエールに飛んでいく ホエール「ボエエエエー!!」 右腕で受け止めるホエール・・・だがその腕は瞬時に消し墨と化す。 ホエール「!?」 なおも突き進む槍に対して、ホエールは頭部のハンマーで応じた バキンっと音を立てて槍がハンマーに突き刺さる!! ハンマーを貫通した槍はホエールの首に突き刺さった ホエール「ボエエエエ」 叫び声を上げ、倒れ伏すホエール そのベルトがガシャっと音を立てて展開した 杏子「汝のあるべき姿に帰れ、ラウズカーーーード!!」 ホエールの体はカードに吸われ、消えてしまった 杏子「・・・封印完了」 知世「やりましたわね、お姉さま」 杏子「さて、帰って飯だ飯」 QB「まだ食べるのかい?」 知世「ですから燃費が」 杏子「そこ!!、何を失礼な事を言ってる!!」 一方、その頃・・・とある病院のとある病室。 入院患者の少年と、見舞客らしき少女がそこにいた 少女「ほら、また新しいCD持って来たよ」 少年「・・・さやかはさ、僕をいじめているのかい?」 少女「え!?」 少年「もう聴きたくないんだよ!!、自分で弾けもしない曲なんて!!」 少年は手元にあったCDプレイヤーに手刀を叩き込む、 プレイヤーの蓋がくだけ、少年の手からは血が滴る 少女「大丈夫だよ!!、きっと治るよ、諦めなければ、きっと!!」 暴れる腕にすがりつく少女に対し、少年は冷酷に告げる 少年「諦めろって言われたのさ・・・・奇跡や魔法でもなきゃ治らないって・・・」 少女「あるよ・・・・」 少年「・・・え?」 少女「奇跡も魔法もあるんだよ」 少年の目を見据え、強く言い放った少女は窓の外に視線を移す そこには白い猫のような動物が立っていた Next カードキャプター佐倉 序章 9
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無限桃花~天神の宿命・前編~ 「はい。チャーシュー麺のフダの人~」 八戸駅の構内にある小さな立ち食い。狭い室内にはラーメンの香りが漂う。 K市から新幹線の通る八戸駅までは結構な距離がある。バスで青森駅まで行き、さらに特急に乗らなければならない。 今年の10月には青森駅まで新幹線が開通するらしいが、現状では新幹線に乗るには八戸駅まで足を運ばなければならない。 桃花は東京へ戻ろうとしていた。無限一族の秘密が記された古文書は寄生に奪われ、影糾への手掛かり、悪世巣は、自らが知らぬ間に桃花自身の刃に倒れた。青森に留まる理由は無い。 「チャーシュー堅いな‥‥‥」 八戸駅の構内は寒い。出来合いの味の無いチャーシューが乗ったラーメンも、身体を温めるにはちょうどいい。 「ごちそうさま」 桃花はセルフサービスのカウンターに器を返す。店のおばちゃんの「ありがとう」という一言を背に、桃花はホームへ歩きだす。 そろそろ新幹線が出る時間だ。 ーーーあの時。あの崖の上の決戦。 金色に輝く妖狐。悪世巣。あの人間を遥かに超越した力を前に、私はどうやってそれに打ち勝ったのだろう? 圧倒的だった。今までの何よりも‥‥‥ 桃花にその記憶は無かった。気が付いた時は、英子の民宿で横になっていた。 その空白の時を知っているはずの英子は、口をつぐんでその時の事を語ろうとはしなかった。 「これが‥宿命って奴なのかな‥‥‥‥」 英子はただ、そう言っていた。 英子はもう少し青森に留まるように言ったが、桃花は聞かなかった。見送りすら拒否した。 まだ傷も癒えぬ身体だったが、悠長にしてはいられない。 新幹線が出る。窓の外は今だ雪だ。 いずれこの雪景色も消える。数時間もすれば、桃花は再び東京に立つ。 社内では幼い姉妹がはしゃいでいる。新幹線は始めてだろうか。もの珍しい光景に、目を輝かせている。 たしなめる父親の言う事も聞こえない様子だ。 「彼方‥‥‥」 思わず口からこぼれる。幼い姉妹は、かつての自らと重なりあった。 懐かしい記憶を蘇らせる。向こうに着けば、また戦いの日々だ。せめて今だけは、懐かしさに溺れたい。 桃花は目を閉じ、そして、眠りの中へ落ちて行った。 ーーー冷たい床。壁にかけられた木刀。正面には神棚が備えられていたが、その扉は閉ざされている。 それは、古武術の裏稽古をする際の習わしだ。 「痛いよお父さん‥‥」 「どうした桃花?そんなんじゃ無限の免許はやれんなぁ」 「外雪降ってるよ。もう止めようよ。お腹空いたよ~」 「うーん~そうだな。今日はもう終るか。英子おばさんも待ってるだろうし」 無限鷹寅。 青森にて無限流の道場を構る、桃花と、そして彼方の父親。 道場を構え数百年経つが、門下生は居ない。そこは鷹寅と桃花の為の場所だった。 「帰る支度しなさい桃花。ちゃんと彼方も起こしてくるんだぞ」 道場の隅では分厚いジャンパーに包まれ彼方が眠っていた。桃花同様に父と道場へよく来るが、父は決して彼方に稽古をつけようとはしない。 それは、ただ単にまだ彼方が幼いからだと、桃花はその時そう思っていた。 「彼方起きて!帰るよ」 「‥‥ん‥彼方まだ眠い‥‥」 「こんな所で寝たら風邪引いちゃうよ。起きて彼方」 「ほら、二人とも早くしなさい」 「あら、お帰りなさい。さんびがったべぇ?なにもこった日まで稽古いがねしても‥‥」 「すみません英子さん」 「ん?なしたば?」 「津軽弁わかりません」 「嘘つけ!」 温かい家庭だった。英子の作る夕食を、家族と一緒に食べる。母は居ないが、いたって普通の、有り触れた家庭だ。 「ねーお父さん?」 「なんだい桃花?」 「なんで桃花って桃花って言うの?」 「ん?名前の由来知りたいのか?そうだなぁ。桃花が男だったら「刀火」だったんだけどなぁ。女の子には武骨過ぎるから当て字で「桃花」にしたんだけど‥‥‥」 「当て字って何?」 「え?ああ、当て字ってのはな、読み仮名に合うように適当な漢字を‥‥」 「桃花よくわかんない」 「え?ははは。いずれ解るよ」 「じゃあ彼方はなんで彼方って言うの?」 「彼方か?彼方の名前の由来はな‥‥‥‥‥‥なんだ」 「よくわかんない」 「いずれ解るよ」 外はうっすら雪が降り始めていた。今年もまた、苛酷な冬が訪れる。その冬は、桃花の苛酷な宿命が回りはじめた冬だった。 「お父さん何見てるの?」 「え?あ、あーダメダメ!見ちゃダメ!」 父は古文書の写しをよく読んでいた。桃花と彼方は中身が気になり、盗み見た事があったが、何を書いているかは殆ど解らなかった。 その時は父にこっぴどく叱られ、道場でギッタギタにされるハメになった。 それ以来、彼方は古文書に近づこうともしなかったが、桃花はまだ興味がある。 「彼方はもう寝たんだろ?桃花も早く寝なさい」 「眠くないもん」 「寝なさい」 父は桃花を寝室へ連れて行き、寝かし付ける。横では彼方が寝息を立てていた。 彼方を見る父はどこか悲しそうだ。桃花にはそう見えた。 鷹寅はゆっくりと姉妹の寝室を出る。鷹寅は知っていた。無限の宿命は娘達の世代で動きだす。止められない。 外はうっすら雪が積もっていた。感じていた。その時は近いと。 「寝たの?」 「ええ。やんちゃな娘で大変ですよ」 「そうかな?大人しい子に見えるけどね」 父は冷蔵庫から缶ビールを取り出してプルを起こす。寝酒のつもりだったが、さして意味はなさなかった。 ここ数日は眠れない日々が続いていた。胸騒ぎがするのだ。『奴』の夢を見た。闇を纏った怨霊の夢。 『奴は』高らかに、現代へ復活を宣言していた。 もうすぐ、『奴』は現れる。 ガタン! 突然の音。音の出所は台所だった。台所の包丁が、床に突き刺さっていた。 「一体誰が‥‥?」 迷う暇なく、突風が家を揺らす。同時に床に落ちたはずの包丁は、意思があるかのように舞い上がり、鷹寅へ飛び掛かる。 すんでのところへ回避し、柱へ包丁が突き刺さる。鷹寅の頬には一筋の傷が出来た。 「さすが無限鷹寅。このようなやり方では失礼だったかな」 声が聞こえた。同時に柱の包丁がうごめく。 寄生だ。しかもこいつは‥‥‥ 「私の名前は練刀。我が主、迎えに参った」 九十九神。物に着いた霊。刃物に着いた九十九神は練刀と名乗った。 突風はさらに続く。家が倒壊しそうなほどの激しい風の中に混じって、声が聞こえる。 「鷹寅に構うな練刀よ。それよりも先に成すべき事がある。この家と鷹寅は後で悪世巣がまとめて焼き払うだろう」 「了解した。婆盆よ」 とうとう来た。『奴』に寄生された、悲しき妖達。 もはや彼等も、『奴』と同じ寄生となっていた。 「桃花!彼方!」 鷹寅は叫んだ。 無限桃花~野狐と鬼神~ 無限桃花~天神の宿命・後編~ 無限桃花~落つる天~まとめに戻る
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登録タグ グロ パリ 事故 危険度3 悲劇 真実 黙読注意 検索すると「Ladrão pula de prédio e cai sentado em tubo de aço; imagens fortes」という記事がヒットする。 記事の内容は男性が飛び降りたら、落下地点のポールにお尻が突き刺さってしまったというもの。 パリで起こった事件で、この男性は警察から追われていたらしい。男性はその後病院で死亡した。 動画は記事内で閲覧可能。「パリ 飛び降り ポール 刺さる」と調べてもグロサイトで見ることができる。 また、このほかにも男性のお尻のポールを摘出する動画もあったらしいが、現在は削除されている。 分類:グロ、真実 危険度:3 コメント ポールがえげつないことにぃぃぃ... -- 霧雨カッキー (2022-09-25 01 36 52) ヤベェ…これ3と4の中間くらいにキツく感じた… -- 旧式 (2022-09-25 03 18 52) これは死ぬよ… -- 名無しさん (2022-09-25 07 23 21) 4コメ。えげつない最後やな、、、 -- 名無しさん (2022-09-25 08 00 45) いてぇ… -- 名無しさん (2022-09-25 08 53 10) けつあな確定じゃんw -- 名無しさん (2022-09-25 15 55 03) ↑絶対誰か言うと思ってた -- 名無しさん (2022-09-25 16 20 37) とはいえ一応死んでるらしいしタグ追加は思い止まってほしいね -- 名無しさん (2022-09-25 16 21 00) うわぁ…痛々しい… -- ナイル (2022-09-25 18 10 22) 2年前ぐらいにTwitterのTLに流れてきて再生しちゃった -- 名無しさん (2022-09-25 23 07 58) 血出てないからこそきっつ -- 名無しさん (2022-09-26 12 06 55) ???「気持ち良すぎだろ‼」 -- 名無し (2022-09-26 13 40 50) ポールで首まで膨らんでる画像が -- roach (2022-09-26 23 51 32) ↑えぇ…(困惑) -- (ロリ)た (2022-09-28 17 41 43) 報告者です。記事作成ありがとうございます。 -- ねこた (2022-09-28 19 39 28) ニュースサイトの翻訳文で数分間生きていたって書いてあるけど、例え意識がなくとも人生最後の記憶がこれとかやばすぎやろ…想像しただけで痛い -- 名無しさん (2022-10-01 00 44 40) ↑↑↑画像をよく見たらうなじ辺りが…マジ怖すぎるだろ(*1)) -- enustikoa (2022-10-01 06 14 56) 体の中どうなってしまったんだ? -- 名無しさん (2022-10-01 06 22 22) 痛々しい... -- ゲーム太郎 (2022-10-14 19 43 32) いたそう -- 名無しさん (2023-03-27 22 51 11) 鳥肌たった -- 名無しさん (2023-09-28 21 51 12) タマヒュンした -- 名無しさん (2024-03-24 17 34 24) 摘出動画があったら5ぐらいだったかも -- 名無しさん (2024-03-24 17 39 17) うわぁ.....これは致命傷 -- 名無しさん (2024-06-19 09 14 29) 中国かどっかでこんな感じのあったな、某法律相談事務所が解説してた -- 名無しさん (2024-06-23 21 55 12) 名前 コメント
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霧に溶け込んだ白を基調にしたドレス。 その後姿をルイズが見つけ出したのは奇跡としか言いようがなかった。 それを始祖の導きと信じ、ルイズは大声で彼女を呼び止めた。 「姫様!」 僅かにルイズへと向けられるアンリエッタの横顔。 しかし、それも一瞬。 すぐさま彼女は前へと向き直り、再び走り出す。 ルイズの姿を見止めても彼女の足は止まらない。 息を切らせながらルイズがその後を追う。 追いかけっこのように続く二人の歩み。 互いに必死に前へと突き進む中、 重いドレスを纏ったアンリエッタの腕をルイズが捕らえた。 それでもアンリエッタは振り払おうと、残った手を振り回して叫ぶ。 「手を離してルイズ! 離しなさい!」 「ダメです姫様! 早く学院から避難してください!」 幾度も顔に当たるアンリエッタの手を堪えながらルイズは答えた。 何が彼女をそうさせるのかは分からない。 だけど、このまま行かせてしまえばどうなるか。 ルイズの網膜に焼きついた死体と目の前のアンリエッタの姿が重なる。 込み上げる恐怖から逃れるように腕に力を込める。 崖から落ちそうになっている人を助けるように、 彼女はありったけの力でアンリエッタの腕を捕まえていた。 その場に繋ぎ止められたアンリエッタが言葉にならない叫びを上げた。 彼女の視線の先には何もない。白い壁と化した世界が連綿と続くのみ。 だが、光を追い求める虫のように彼女は向かおうとする。 溢れ出した彼女の想いが言葉となって流れ落ちる。 「止めないで! あの人が行ってしまう! 私の元に帰って来てくれたのに…! ウェールズ様がまた行ってしまう!」 「姫様…?」 悲鳴じみた声を上げるアンリエッタと困惑するルイズ。 二人の少女の姿を幾つもの瞳が捉えていた。 白い靄の中に真っ白い目が浮かび、彼女たちを見ていた。 全身を覆う布の中で唯一外界に晒された目が見ていた。 その内の一人が指先で指示を飛ばす。 それに応じて彼女達の逃げ場を奪うように男達は左右に拡がった。 彼女達に悟らぬように狭められる包囲網。 ただ仕留めるだけならばそこまでする必要はない。 先程までの連中と同じく音もなく忍び寄り首を掻き切ればいい。 だが、彼等はルイズ達を逃がさない事を最優先に行動した。 足音を殺し彼等は二人へと近寄る。 仮に息を殺さなくてもルイズ達は彼等の接近には気付かない。 半狂乱になった少女の叫びが周りの音を掻き消す。 それに紛れて唱えるのは“眠りの雲”。 後は杖を振るうだけという段に入り、 あまりの呆気なさに男達は笑みを浮かべた。 一国の姫を攫うという大仕事のはずが鴨を撃つよりも容易い。 その刹那。にやけた男の口から何かが飛び出す。 長く細い棒。目を凝らせばそれは鏃だった。 後頭部を貫通して出てきた矢を咥えながら一人が前のめりに倒れた。 即座に残った仲間が詠唱の終わった魔法をそのまま、矢の飛んできた方向へと放つ。 他の攻撃魔法に切り替える余裕などない。 だが最悪、眠らなかったとしても睡魔に襲われた状態では矢の狙いは定められない。 逆にこちらから仕掛けるチャンスだと踏んで男は飛び出した。 足を踏み出した彼の目に映ったのは視界を覆う銀色。 風を切りながら飛来したそれは男の眼球を抜けて突き刺さった。 頭を打ち抜かれた死体が新たにまた一つ地面に転がる。 それを見下ろす男の目には明らかな恐怖が浮かんでいた。 敵の姿はおろか気配さえも掴めない。 訓練を受けた自分達以上に隠密行動を得意とする敵。 騎士ではない、かといって他の貴族の護衛とも思えない。 ましてや生徒や教師であろうはずがない。 何の抵抗も許されず、何も分からぬまま殺されていく。 そして最後に一人残された自分。 耐え切れなくなった男がその場を駆け出した。 “ここに自分たち以外の誰か……いや、何かがいる” それを伝えようと彼は分かれた仲間の下へ戻ろうとした。 しかし放たれた矢が鋭い痛みと共に男の足を貫く。 流れ落ちる血にも構うことなく男は杖を振るい、 矢の飛んできた方向へとエア・ハンマーを放った。 打ち出された空気の塊が僅かに霧の幕を押し退ける。 そして彼は敵の正体を目にした。 舞踏会の参加者を模したアルヴィー。 その身の丈は成人の膝上にも満たない。 子供が喜びそうな玩具の手には、 矢を番えた本物の武器が握らされていた。 「………!」 男が杖を握り締める。 未知の敵への恐怖は消えていた。 眠りの雲が効かなかった理由も、 気配を探れなかった理由も明らかとなった。 そして、それは目の前の敵を叩くだけで解決する。 霧に再び覆われようとするアルヴィーに男は杖を振るう。 直後。風切り音が響いて男の手から杖が零れ落ちた。 男の掌を穿っているのは仲間を撃ったのと同じ矢。 “他にもまだアルヴィーがいたのか” 伏兵の存在を疑わなかった自分を罵りながら男は杖へと駆ける。 アルヴィーの手にあるボウガンは連射が利く物ではない。 一度撃てば次の矢を番えるまで間がある。 だからこそ前方のアルヴィーだけ警戒していればいい。 そう踏んだ彼のもう一方の足を矢が貫いて転倒させる。 それは前から飛んできたものではなく彼の背後から放たれたものだった。 “三体目……まだ伏兵がいるのか” しかし落とした杖は目前。手を伸ばせば十分に届く距離にある。 杖さえ拾えばアルヴィーの数体程度どうにでもできる。 自分が受けた仕打ちを倍にして返してやろうと男は必死に手を伸ばした。 次の瞬間、男の腕に何本もの矢が突き立てられた。 手の甲も二の腕も余すところなく矢が突き刺さり剣山と化す。 激痛に悲鳴を上げてのたうつ男の視界にそれは現れた。 先程と同様に武器を持ったアルヴィー。 耳を凝らしても聞き取れないような小さな足音が、 まるで漣のように静かに広がっていく。 人形、人形、人形、人形、人形……。 彼の視界を埋め尽くすように、それらは並び立つ。 まるで自分を中心に輪になって踊るかの如く、 アルヴィーの群れが男を取り囲む。 その手の内では凶悪な武器が鈍い輝きを放つ。 「や……止め…」 何度も耳にしながら一度も口にした事のない台詞。 当然それは彼が今までそうしてきたように聞き流された。 降り注ぐ矢の雨は彼が絶命するまで止む事はなかった。 「本命はお姫様か、それとも彼女か」 その光景を遠見の鏡で眺めながらロングビルは呟く。 彼女の操るアルヴィー達が襲撃者を包囲する。 霧の中でも遠見の鏡は彼等の姿と居場所を明確に映し出す。 それは頭上から盤面を見下ろしているのに等しい。 この学院で起きる事全てを彼女は把握している。 遠目の鏡に映るコルベールとエンポリオ、そして炎上する校舎。 「では予定通り彼女たちから先に保護しましょうか」 その惨劇を横目で見ながら彼女は無視した。 彼女にとって何よりも優先されるのはジョゼフの命令。 そこに学院と生徒達の保護は含まれない。 それに、もし主人の思惑が彼女の想像通りだとすれば、 学院での犠牲者は多ければ多いほど望ましいはずだ。 「主の意図を汲み取って動くのも従者の務めですもの」 そう囁く彼女の口元には艶やかな笑みが浮かんでいた。
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前ページ虚無の少女と蒼穹の少年 虚無の少女と蒼穹の少年 何度も何度も、必死で呪文を唱えたのに呪文は少女に応えてくれなかった。 既に日は落ちかけ皆が帰りだす中、少女はもうこれで最後にしようとありったけの気合いを込めて呪文を唱える。 その気合いと思いは、報われることとなる。 「きゃあっ!!」 轟音と共に現れたのは青い鋼の巨人。 やった。私はなんてものを呼び出せたのだろう。と思ったのも束の間。 その巨人は片腕を無くし、ところどころが痛んでいるのがすぐに分かった。 どうしよう、あの巨人は痛がっているのではないかと思った矢先、 巨人の胸元が開き、一つの人影が視界に入る。 ぴったりと身体に貼りつくような服に、見たこともない意匠の兜を被った小柄な、おそらく男性。 先に足場のような器具がついた紐に足をかけ、するすると降りてくる。 兜の人物は少女の前に立ち、兜を脱いだ。 若い。私と同じ位の年なのではないか。 顔立ちは悪くなく、むしろ整っていると言ってよい。 このへんでは見かけない系統の顔だ。しいて言うなら昔行商に来た、砂漠の民に近い。 所は変わってロマリア。 ハルケギニアの民の心をまとめる若き教皇。 その横には眼帯の青年が控えていた。 「我が天使よ、戻ったか」 ガリアのヴェルサルテイル宮殿では、 ウェーブのかかったすみれ色の髪と藤色のドレスの若く美しい貴婦人が、国王ジョセフに任務の労を労われていた。 否、ドレスを着ているから貴婦人に見えるのであって、身体は華奢ではあるものの胸の膨らみは無いに等しい。 男性物の衣装を着せればどこの王子にも負けない貴公子に早変わりするだろう。 そのような中性的な魅力の人物であった。 またまた所変わってアルビオン。 酒場ではとある狩人が森で怪我をしたときに「金色とすみれ色の妖精に助けられた」という話をしていた。 金色の娘はとにかく胸が大きくて、すみれ色の娘の胸は本当に平らだったとか。 あと、すみれ色の方は「こんな服しか無いのか」と、スカートに握り締めながらぶつくさ言っていたとかなんとか。 学園に仕えるメイドは、洗濯物を取り込んでいた。 彼女が居る所からでも、轟音と共に現れた鋼の巨人ははっきりと見える。 似ている。と彼女は思った。 タルブの生家の裏山に、にょきりと生えるように突き刺さっている橙色の鋼の翼と、倒れている桃色の巨人。 祖父と祖母はそれに乗って空から落ちてきたと話していたが、大人達は酒の席の与太話だと笑い飛ばしていた。 しかし彼女と従姉だけは真剣に、その話を信じていた。 ブリミルの昔話に出てくるような天にまで届く高き恵みの塔。 鋼の巨人たちによる激しい戦争。 天から舞い降りる鋼の天使たち。 それは彼女達にとっては、半分が真実で半分がおとぎ話であった。 祖父も祖母も年の割には元気で若く見えたが、半年前に流行ったガリア風邪であっけなく始祖の元へ召されてしまった。 しかし、そんなことは今はどうでもいい。 あの鋼の巨人は、一体何なのか。家の裏庭に突き刺さってるあれと同じ物なのか。 居てもたってもいられなくなった黒髪に月目のメイドのシエスタは鋼の巨人の方へ走り出していった。 少年にまっすぐ見つめられてどぎまぎしている少女が先に口を開いた。 「あ、あんた名前は?」 「俺は刹那・F・セイエイ。」 「俺がガンダムだ。」 前ページ虚無の少女と蒼穹の少年